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『ものさし』

『ものさし』 2020年になり、10日近くが経ちました。 会社も学校も長い連休が終わり、 どこも通常運転になりながらも連休の疲れがでているころですね。 何気なくネットを見ていて、 考えさせられた記事を紹介したいと思います。 2013年に日本新聞協会広告委員会が実施した「 新聞広告クリエーティブコンテスト」で最優秀賞に輝いた、「 めでたし、めでたし?」という作品の記事です。 『しあわせ』というテーマに対して、 泣いている小鬼の絵に子供の字で「ボクのお父さんは、 桃太郎というやつに殺されました」 と書かれている衝撃的なもので、 記憶に残っている人もいるのではないでしょうか? 作者は「ある人にとってしあわせと感じることでも、 別の人からみればそう思えないことがある。 違う視点でその対象を捉えるかによって、 しあわせは変わるものだと考えました」とコメントされています。 よく知っている物語も、 違う視点から考えればまったく違った見方ができる。 主人公側の視点が全てではない。 それは実際の生活にも同じことが言える。お話は「めでたし、 めでたし」で終わるが、現実はそこでは終わらない。 物語のあともずっと時間が続いていくのだ。 と記事は続いています。 人はみんな「自分のものさし」を持ち、 それで物事をみてしまいます。 でも、「ものさし」の長さはみんなバラバラで、 ある人にとって当たり前と感じることでも、 別の人からみればそうでないことがあります。 見えている一部分だけでなく、 広い視点で見る事の大切さを考えさせられる記事でした。 どうせ持つ「ものさし」なら、 巻き尺くらい自由な長さのものを持ちたい思った、 2020年の幕開けでした。